操縦中級編・GPSの操作 A
6. GPSによるアプローチの設定



6.GPSによるアプローチの設定
GPSではダイレクトフライトやフライトプランによる自動操縦だけでなくアプローチの設定も出来るようになっています。この機能の特記すべきところはゴーアラウンドの時のルートまで自動設定してくれるところにあると思います。

DIRECT FLIGHTにてRJTT羽田空港への直線ルートが出来ていますので、この場合はRJTTへのアプローチ方法をGPSにて選択することが出来ます。

それでは大きなボタンの左隣の「PROC(これはProcedureの略みたいですね)」を押してみます。
すると以下の画面が出てきます。自動的に「Select Approach」が選択されています。

ここで「ENT」を押しますとアプローチ方法の設定画面に移ります。
大きな項目の移動には大きなボタンの下のノブ(ラージノブ)を右に動かして行き…APPROACHまで移動させます。ここまできたらAPPROACHウインドウ内のカーソルの移動になりますので…大きなボタンの上のノブ(スモールノブ)を右に回してAPPROACHの方法を選択します。ここではILS22を選択します。

次にTRANS…つまり22滑走路へ着陸する経由をどうするか?という項目になりますので…選択肢が多い場合(下の画面では一種類なので選択できませんが‥)は、大きなボタンの上のノブ(スモールノブ)を動かしTRANSを選択します。

後は下のノブ(ラージノブ)でLoadを選択して「ENT」を押します。
ここの画面ではActivateしません‥実際に操縦して羽田近辺まで来たら「PROC」を押し「Activate Approach」を選択して、このアプローチをアクティベートさせてやります。

この設定が終わると…直線のルートと22滑走路までの誘導ルートが出来上がるわけなんですね。

次は実際にGPSを使ってフライトしてみましょう!


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