操縦中級編・GPSの操作 B
8. 仙台へのダイレクトフライトの設定 



1.仙台へのダイレクトフライトの設定 
今回は成田から仙台までのルートをダイレクトフライトで設定してILSにて着陸してみましょう!
フライトの間にGPSから得られる情報について説明したいと思います。

成田34Lにて離陸しようとするHokker100という飛行機のコックピットです。
この飛行機はオランダ製…なんですよね。今、とても気に入っている飛行機です。

では仙台空港へのダイレクトフライトの設定をば! 仙台の文字入力ですので「Facility&City」に「Sendai」をキーボードで入れてダイレクトフライトの設定をしてしまいましょう! 入力の詳しい説明は「GPSの操作A」に書いてありますので…お読みになって下さい。

設定し終わったら「Activate」しましょうね。

次にアプローチの方法を決めてしまいましょう!「Select Approach」を選んで「ENT」を押せばOKです。
(本当は、このselect approachをするのはATCとの連絡で着陸滑走路を決めてからなんですけど‥細かいことは色々なことが出来てからということでお茶を濁します‥<m(__)m>)

まずアプローチの方法は「ILS27」を選びます。他の方法でも良いんですけど‥ILSが大好きな自分はILSが第一選択です。他の方法が宜しい方は別のアプローチを選んでみて下さいね。そして‥選んだら「ENT」を押して確定します。

「ILS27」のアプローチの経由には3種類あるようですね。「Vectors」というのは直線的な進入が多いので…今回は旋回しながら進入する意味で「SDE」(ちなみにSDEというのは仙台空港近くのウエイポイントの一つを示しています)を選びましょう! 選択し終わったら「ENT」を押します。

「選択し終わったら「Load」を選択して「ENT」を押して設定終了です。
下の画面では小さくて見づらいんですが…一度海上に出てから旋回してILSアプローチをする方法です。
(ちなみに、こんな感じの旋回方法を「基礎旋回」と言って‥無線標識がない空港に降りたりする時に便利な飛行方式なんですよね。目的の飛行場の上を飛んでから着陸滑走路の方角と20度位の角度を持たせて旋回して、5マイルぐらい離れたら‥回りながら着陸滑走路の方向へと機首を向けていく‥という着陸方法です。小さな飛行機で‥旋回を終えて
120〜130ノット位まで速度を落とせば‥目視でも着陸は簡単です。

設定が完了すると地図の画面になり仙台空港まで赤い線でルートが示されます。

今回は上の標準画面から得られる情報についての説明を加えながらフライトしてみましょう!


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