基礎編:
4. フライト作成画面の設定-B



●フライト作成画面-B (下半分)

「保存」:現在の設定を保存することができます。この画面で設定を保存すると「この画面」に出てくる飛行機、現在の位置、気象が次に起動すると出てくるようになります。

「燃料とベイロード」:文字通り搭載燃料と旅客者や荷物の重量です。遠くまで飛ばなければ燃料を少しにしてベイロードを軽くしてやると離陸や着陸が簡単になります。自分の場合、この燃料とベイロードはFsPassengeresでも変更することができるので、ここでは変更しないことにしています。始めてばかりの方は変更しなくても大丈夫です。

「故障」:故障の設定をすることができます。エンジンが止まったり、計器が狂ったり、車輪が出なくなっり…と色々な設定が可能です。FsPassengersでは、この故障がアトランダムに起きますので、FsPassengersを使う場合には必要がない項目です。この項目も初心者では変更しないで「無故障」とした方が操縦に専念できます。

「フライトプランナー」: 特定の飛行場から特定の飛行場までのフライトを決める場合には、このフライトプランナーをクリックして設定することが必要です。今回のフライトでは羽田から仙台までのフライトですので、このフライトプランナーを使って設定します。次のページをご覧ください。

「ATCウインドウの自動表示」:このボックスをチェックしても、しなくても自動的にATCウインドウが表示されるような感じですので、自分には、この意味がわかりません…。

ATCについて
このATCとはAirTrafficControlの略で航空管制のことです。 この航空管制は空港での誘導や航空路誘導を行う、いわゆる管制官との交信をしながら飛行機のコントロールを行うことを言います。このフライトシュミレータでもATCによって管制官との連絡を取りながら目的地に飛ぶことができます。夜の空で何も見えないフライトでも、管制官の飛行の指示の通り飛んでいれば、目的地の飛行場にたどり着くことができます。


ちなみに、この左の画面は「TRACON」というマックのゲームです。TRACONは、もちろんTrafficControlを意味しているのでしょう。

この中央部にあるのがボストンの中核空港であるローガン国際空港です。その周りには小さい空港が3つありますよね。次に飛行機のマークを差している文字に注目してください。上の文字が「コールサイン」ですよね。下の文字は左から高度と飛行速度を示しています。

N521K
60 17なら…
N521がコールサイン、60というのが高度6000フィートということで170が170ノットということです。


つまり、このTRACONは飛行機の誘導…すなわち、離陸許可から管制範囲を離脱するまでや、管制範囲に進入してきた飛行機を空港まで誘導することや、通過していく飛行機には安全に管制範囲を飛べるように指示を出すゲームです。管制官は、この様なレーダーの画面を見ながら飛行機の管制を行っているということですね。フライトシュミレーターでも「計器飛行」を選択すると「方向」と「高度」の指示をしてくれます。(スピードの指示がないのがちょっと残念ですよね‥)これをATCといいます。


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