FSの動画作成:
YouTubeへのアップロード準備 その2




1. AzflvEncによるエンコード
このAzflvEncの長所はエンコードされるFLVファイルを厳密にコントロール出来るところにあります。
実際に見てみましょう。

入力ファイル:
作ったAVIファイルやWMVファイルなどの動画を指定します。また…動画ファイルを直接、このソフトのアイコン(やショートカット)にドラッグ&ドロップしても起動し入力ファイルにパスが自動で入ります。

出力ファイル:
これから出来るFLVファイル名やパスを指定します。

ビデオ:
動画部分の設定をする場所です。

オーディオ:
動画の音の部分の設定をする場所です。

ビデオの調整について…



モード…
は「可変ビットレート(2
pass-VBR)」が良いとのことです。
これは、動画が速く送られる部分と遅い部分とを均整を取ってくれるそうで、これにしておくと綺麗な動画にエンコード出来る様ですよ。

ビットレート…
これは大切です。下のオーディオの設定の所にもビットレートがありますが、この
オーディオのビットレートとビデオのビットレートを合算したレートが350Kbps以下でないとYouTubeでエンコードされてしまうということがあります。ぎりぎりだでも、YouTube側でエンコードされてしまいますので、できれば、合計320Kbps当たりが無難かもしれません。実際に…上の条件ではYouTubeでエンコードされませんでした。
(なぜ分かるか?ということですが…ステレオ録音でアップロードするとモノラルにならないのでわかるんですよね。また‥YouTube側でエンコードされる時間がないので早くファイルのセットアップが完了することもあげられますよね。)

フレームレート…
これはFSを楽しまれている方ならよく分かると思いますが…上げれば上げるほど綺麗な訳です。
でもYouTubeはフレームレート30が基本なので…30を超えない29.97を指定しています。

じつは…このフレームレートを下げるとどうなるか?ということですが…転送レートが不変ですから、一つ一つの画像が綺麗になるという特徴があります。もっともよく見えるフレームレートまで下げても良いと思います。

サイズ…
これはエンコードされた後のサイズで、YouTubeでエンコードされると320×240ピクセルを取ります。
ですから…この320×240ピクセル以下が無難な設定になります。
(こんなに小さくなってしまうんですよね(T.T) )

★ オーディオの調整について…



チャンネル…
これは音がステレオかモノラルを指定できます。バックに音楽が入るような場合にはステレオがいいでしょうし、音楽を入れないで動画を作る場合にはモノラルでも良いでしょうね。ステレオなら「ジョイントステレオ」が良いようですよ‥。

ビットレート…
こちらにも出てきましたが…上の設定では音楽を優先したいとの思惑がありましたので96Kbpsにしてありますが…音はどうでもよい!と思われるなら、下げることで画像のビットレートを上げることができますよ。
一応の目安のビットレートとしては…「32 40 48 56 64 80 96 112 128…」というところです。
そうですね…64k以上が、「まぁまぁ聞ける音声」の様です。

サンプリングレート…
これは44100, 22050と下がっていきますが…音声の高さに釣り合った値を取ると良いのでは無いかと思います。人間の聴力は‥1万ヘルツ以下で多くの情報を得ていますので‥11025でも綺麗な音声です。44100でエンコードしたFLVファイルがキンキンした音の場合は‥この値を下げると良い様です。

2. AzflvEncによるFLVファイルの作成
こんなところで入力ファイルと出来るファイル名を決めて…「実行」をクリックするとFLVファイルを作り始めます。

と、出来たファイルがこれです…→ このアイコンはGOM Playerのものです。
GOM Playerが入っているとFLVファイルも認識してくれる…という訳です。


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