基礎編:
18. ATCとILSを使った着陸-その5



仙台管制塔から着陸許可の指示がでました。
「DH088 heavy, cleared to land runway 27」「27滑走路への着陸を許可します!」
もう視界には仙台空港の滑走路が見えてきていますね。ギアを下げて着陸に備えましょう!

ここまできて始めてILSの垂直方向のインディケーターが中央に乗りました。これはILSのグラインドパスに乗ったことを意味しています。ILSに乗っていることで上の画面では点灯していたALTスイッチが自動的に消えて、これからは高度も自動的にILSで調節されます。ちなみに、この画面では180ノットでているのですが160ノット位までATSを下げても良いと思います。

ILSでの着陸では着地まで自動にしておくと降下スピードが速くギアを痛めるため、通常では着陸前に機首を上げて降下スピードを下げます。高度が100〜200フィートになったら自動操縦をOFFとし100フィート位で少し機首上げをして降下スピードを緩めます。と同時にATSも切りマニュアルでスロットルをジワジワと絞って高度を下げて行きます。そして後輪の着陸とともにスロットルをOFFとしてF2キーを押してリバース(逆噴射)をかけると同時にブレーキも作動させます。次にリバースでのエンジンの損傷を防ぐため速度60ノットになる前にF1キーを押してリバースを切り、後はブレーキだけで速度調節して20ノットぐらいまで下げます。(これは後から追加したイメージです…)

★着陸時ブレーキを作動させると同時にスポイラーも作動させるには、あらかじめスロットルの右にあるエアブレーキ(スポイラー)のポジションを「ARM」にしておくことが必要です。(飛行機によってはパネルにスポイラーARMスイッチが付いているものもありますよね)
これを「ARM」にしておくとスロットルを完全にオフにして…ブレーキをかけると下の画面の様にスポイラーも同時に自動的に作動させることが出来ます。

★また、このDC10には付いていませんが…AutoBreakが付いている飛行機ではAutoBreakをM
idium位にセットしておきます。滑走路が短い飛行場などでは、Maxにしておくと最短の距離で止まることが出来ます。



さぁ次の誘導路に入りましょう!
(FS2004単体では機首上げ動作をしなくても故障もなく着陸出来るのですが‥FsPassengersでは降下スピードや着陸スピードからギアを痛めたかどうかを判断するシステムになっていてILSの自動着陸ではギアが壊れ修理代金を取られます‥もちろんリバースを60ノット以下でも作動させていれば‥エンジンも壊れ莫大な修理費が必要となります。きっと飛行機会社は倒産です(T.T)。)

● もちろん、ここに書いてあることが実際の着陸に利用できるとは考えられません‥(T.T)。色々なフライトのお話を聞きますと、こんな感じの自動着陸よりは手動で計器を確認しながらのマニュアル着陸が多い‥とも? でもフライトシュミレーターの場合、近くに来ないと空港と滑走路が見えない‥左右の景色の確認が十分に出来ない‥などの欠点があり実際のフライトとは違う手順になってしまう感じがします。('')(,,)('')(,,)ウンウン
より操縦しやすい方法を知っていらっしゃる方がいらしたらサイトを立ち上げて説明して下さればなぁ‥と思います。まぁ〜
ご自宅に737のコックピットを再現されている方などは羨ましい限りで操縦の方法も実機に近いとは思いますが‥パソコン本体に操縦桿位の設備での操縦のお話とさせて頂ければと思います‥(笑。


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