基礎編:
17. ATCとILSを使った着陸-その4



ILSへの最終進入の指示がでました。
「DH088 heavy, you are 20 miles east. Turn left heading 300. Descend and maintain 1500. Cleared ILS runway 27 approach. Maintain 1500 until establish on the localizer. Contact Sendai Tower on 126.2」
「貴方の飛行機は(仙台空港の)20マイル東にいます。左旋回で300度の方角へ進路を取り、1500フィートまで高度を下げて維持してください。(仙台空港の)27滑走路へのILS着陸は許可されました。ILSに乗るまで1500フィートを維持してください。そして(ILSに乗ったら)仙台管制塔、126.2MHzにコンタクトしてください…」
こんな感じで最終進入となります。HDGを300としALTを1500としてILSに乗るのを待ちましょう!

進路300度で高度1500フィートで安定しました。
この時点でILSの電波をしっかりとキャッチできてきました。ILSの水平方向のインディケータだけでなく、垂直方向のインディケータも出現しています。ここいらで自動操縦をILS信号での誘導に切り替えましょう! GPS-NAVのスイッチをNAVへ、そしてHDGをILSに変えましょう。(このDC10ではILSに乗るのにILSスイッチを押しますが、他の機体ではAPP(Approachの略)となっている場合もあります)

ILSによる自動操縦を受けてILS信号の水平方向のインディケーターが中央に乗りました。ここでGPSをだして本当に仙台空港のILSに乗っているのか確かめてみましょう。そうすると、まだ空港は見えないもののGPSの地図では仙台空港へ真っ直ぐ向かっていることが確かめられます。
次は最も面白く緊張する場面の着陸ですね。♪((O(б-б)O))♪ワクワク

ホントの所、このDC10には、まだGPSが積まれてなかったようです。GPSが使えちゃうのはFlight Simulatorだけの特権ですよね。例えばトライスターやDC8などもGPSが積まれる以前の飛行機ですがフライトシュミレーターではGPSが使えます。(^_^)/V
ちなみに、この前、高知空港(?)で前輪が出なかったボンバルディアの双発機にはGPSがついているようですが、国産の双発機のYS11も古い機体なのでGPSは付いていませんでした‥でもフライトシュミレーターでは
GPSフライトが出来ます。(^_^)/V YS11はボンバルディアの双発機に電子装備の点では完全負けますけど、YS11の安定性はボンバルディアの双発機でもかなわないように感じます。零戦を作った技術が惜しげもなく使われているのがYS11なんですよね。操縦をしていて、その安定性には呻ります! 
次のフライトは、あのボンバルディアの双発機が飛んだ航路(関空or伊丹
?から高知)をYS11で飛んでみましょうか‥(^O^) でもまずは、このフライトの解説を完成させなくては‥ね。



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