基礎編:
7. IFRタキシングの許可要請



IFRクリアランス要請が終わると次にタキシング(スポットから滑走路までの走行)の許可を取ります。
この下の画面が出てきたら1の[Tokyoグランド周波数118.225で受信]を選択します。この選択をするのにキーボードのキー「1」を押します。

すると次の様にタクシーの要請が始まります。「Tokyo Ground. 10 heavy with November ready to taxi, IFR」
「トウキョウグラウンド(地上管制)‥タキシングの用意が出来ました‥」
(Novemberの意味は分かりませ〜ん。何なんでしょ?(T.T) NだからNormalかねぇ???)

こちらからのタクシーの要請に対し次の様な指示を言ってきました。「10 heavy, taxi to and hold short of runway 34 R using taxiway I J P3 J2 I E3 O C1. Contact tower on 118.8 when ready.」「インディア、ジュリエット、パパ・スリー、ジュリエット・ツウ、インディア、エコー・スリー、オスカー、チャーリー・ワンの誘導路を使い34Rの進入路手前で止まって待機していて下さい。」とな‥。(;^_^A アセアセ…

この言い方はアルファベットを間違えないように伝えるための一般的な無線でのやり取りですよね。ここでは誘導路をアルファベットで名付けていて、その誘導を交信しています。「I・誘導路」から「J・誘導路」へ行き「P・誘導路3」へ行き‥なんて感じです。アマチュア無線でもコールサインを言うときに、この様な感じで言います。例えば、コールサインが「JA1EVD」なら「ジュリエット、アルファ、ワン、エコー、ビクター、デルタ」と言う感じで話します。これをPheneticCode(フェネテック・コード)といいます。世界で通用する無線交信の方法なんですよね。
A Alpha
アルファ
B Bravo
ブラボー
C Charlie
チャーリー
D Delta
デルタ
E Echo
エコー
F Foxtrot
フォックストロット
G Golf
ゴルフ
H Hotel
ホテル
I India
インディア
J Juliett
ジュリエット
K Kilo
キロー
L Lima
リマ
M Mike
マイク
N November
ノーベンバー
O Oscar
オスカー
P Papa
パパ
Q Quebec
ケベック
R Romeo
ロメオ
S Sierra
シエラ
T Tango
タンゴ
U Uniform
ユニフォーム
V Victor
ビクター
W Whisky
ウイスキー
X X-ray
エックスレイ
Y Yankee
ヤンキー
Z Zulu
ズルー





下の画面が出てきたら1のタキシング許可了解と3のタキシング誘導を表示を選びます。
実際にはキーボードの「1」を押した後「3」も押します。すると赤い線で滑走路まで誘導してくれます。
これでIFRタキシングの用意が終わりました。


medkid all rights reserved
- このサイト記事の引用はリンクと共にこのサイトの名前を明記をすることを条件に許可します -